技術進化

先日記事にした通り、僕は今地元の企業の有料老人ホームで働いています。
いくつかの取り組みを始めていますが、今日はその中でも2つの取り組みを紹介したいと思います。

一つ目は見守りロボットの導入です。ベッド上の加圧センサーの場合、誤報(例えば寝返りとか)がガンガン発生して、その度に介護職員が居室にダッシュする必要があります。しかも同時にセンサーがなった場合、どちらに行けばいいのか???これまで本社の僕は、「コールがなった居室の入居者を想像して、誤報の経験やリスクとかから優先順位を決めて走れ!」と、めちゃくちゃな指示を現場に出していました(もちろん不本意ですよ)。でも、見守りロボットを入れると、画像からロボットが臥床・端座位などの判断をして職員が持っている端末へ警告と画像を送信するので、端末を見れば必要な場所にだけダッシュすれば良いわけです。しかも、誤報もほとんどないです。さらに、今回検討しているロボットは、端末から職員が声をかけられるので、「今行きますからもう少しだけそのまま待っててくださいねえ~」みたいな声かけも可能なのです!(厳密にはスピーチロックですが)。ただ、このロボットを導入するには、Wi-Fi環境の整備と8台のロボット導入だけで500万円近くかかります!!(めちゃくちゃ値切って)。が、入居者の安全のためにも、職員の余計な負担軽減のためにも、絶対に導入します!プライバシーのことを言う人もいますが、僕は人権無視にはならないと考えています。

もうひとつの取り組みは、オムツと陰部洗浄液の進化です。僕が福祉業界に入ったころは、オムツを使うこと自体に問題が指摘されました。また、オムツを着用しない場合、夜中に失禁を恐れての頻回の排泄誘導も禁止されていました。これはこれですごく正しいのですが、もしもオムツをすることでその人にとって必要な十分な睡眠がとれ、皮膚の清潔保持が可能なオムツがあったら、その人はどちらを選択するでえしょうか?どちらが正しいかではなく、その選択ができるようになったのです。今、某企業のユニ・チャー〇さんと長時間のオムツ対応でもご本人が快適に感じられるような取り組みをしています。オムツの素材や吸収力の進化と陰部洗浄薬と洗浄方法の進化がこれを実現しています。オムツをすることに抵抗がある人には、排泄間隔の適切な管理のもと可能な限りトイレでの排泄を促しますし、睡眠やくつろぎを大切にする人には長時間対応型オムツの着用と最新の陰部洗浄を活用して快適な生活を提供することができます。生き方を選べることが何よりも人権を尊重することと僕は信じています。

その他検討していることがあります。これについては、ちょっと寂しい部分もありますが、コミュニケーションロボットの導入です。Wi-Fi環境が整うと、同時にコミュニケーションロボットも導入できます。本来は人が常に優しく対応できたら何よりです。でも、現実には厳しい。であれば、少しでも入居者の気持ちを和らげることができるなら導入したいと考えています。また、ロボットであることのメリットも実はあります。この点はまたの機会に記事にしたいと思います。

いろいろ書きましたが、福祉の根底には「人の幸せ」があります。だから、僕は福祉事業を決して単なる商売にはしたくない。僕が勤める施設に入ってくれた入居者や職員が心から幸せに想ってもらえるように頑張っていきたいと思います。
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